手ぶくろを買いに

靄のかかったような絵にまず、

癒されます。

きつねの子どもには、

ニンゲンの冬の町はこんなふうに
美しく見えたのかしら?

ニンゲンの町に住んでいることが

なんだか誇らしくなります。

と同時に、

母ぎつねの
「ほんとうに人間はいいものかしら。
ほんとうに人間はいいものかしら。」
と繰り返されたつぶやきに、
「はい。ほんとうに人間はいいものです。」と答えられる自分でありたいと思うのです。

草原のコトノハ

母たちの唄 益子由実 YUMI MASUKO

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