小さな陽だまりから

この世の無慈悲や不条理に関係なく
いつでもキミの心は陽だまりの中。
心の陽だまりを保つのに必要なことは
ただひとつ。

ただひとつ、ちちははに
愛されること。

愛されなかった時のための鎧も用意せず
おかしなほど無防備で
愛されたい
愛されたい
叫んでいるキミ。

原始を生きるキミの心に
ヒトの遥かな願いを見る。

ただ身近な人たちに
愛されたくて…
-愛を知るためにこの世にやってきた-
誰もが、きっと。

うつろいやすく
逝きやすい
キミの小さな心の陽だまり。

ちちははに守ってもらうようにできている
キミの小さな心の陽だまり。
大きな世界の平和も
もっと大きな宇宙の調和も
すべては
キミの小さな心の陽だまりから。
この小さな心の陽だまりからしか
生まれない。

草原のコトノハ

母たちの唄 益子由実 YUMI MASUKO

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