どう しようもなく
どうしよう…と思う時
どうにかしたい、という思いが働いている
体はぎゅっと縮み、胸の鼓動は速い。
どうしようもない…と思う時
そこに落胆が漂っただろうか
そこに悲しみが滲んだだろうか
しかし
力は抜け、両腕は開かれているだろう。
山は 海は 空は 風は
虫は 魚は 鳥は 生まれたての赤子は
どうしよう…と思うだろうか。
どう しようもなくそこに在るのみ。
力みもなく、思惑もなく。
ふところを開き
どう しようもなく
のびのびと
そこに在るのみ。
それだけで世界は完璧。。
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