そうやって書いていく
たくさんの人に影響を与えていることや
どんどん進んでいくことが
素晴らしいことみたいに感じる時代の中で
それとはちょっと違う自分が
何かダメなように思ってた。
言葉にできないたくさんの想いを
伏せたまつ毛に全部つめ込んで
コツコツと静かに自分の道を
歩んで行っているような。
そういうのが好き。
だけど、
小さなお星さまへのお願いするみたいに
私の書いているもので誰かがホッとしたら
嬉しいよ。
誰かが心救われたら嬉しいよ。
それだけを想って文章書いてんだ、
わたし。
たくさんの人でなくてもいい、
本当に必要としている誰かに
見つけてほしいんだ。
そう、ずっとずっと叫んでた。
病室で寝込んでる彼女に
毎日彼が書く小さな手紙。
他の誰も知らないけれど、
彼女の命の灯を少し、ほんの少し
いつも明るく燃やしてる
そういうものを創りたい。
だから、きっと。
これからも
そうやって書いていく。
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