2016.02.28 18:56親と子のミッション家事の中で苦手なもの、3つ。キャベツの千切り、アイロンがけ、そして弁当作り。キャベツの千切りとアイロンがけは何とか勢いでできるとして…小さな箱の中に形よく収まるように、食べやすいように、鞄の中で倒れても汁が出ないように、ものを詰め込んでいく作業がどうしても苦手。頭では作ってあげるのがよかろうとわかっていても、心のほうがついてゆかない。「怠けているわけではないよ。しばらくの間たっぷり眠ってしっかり休...
2016.02.24 19:50人生を変える整理友達と鎌倉でランチ。夫の親友の奥さん、野中幸子さん。整理収納アドバイザーであり、整理収納教育士っていう仕事をしている。ムズカシイ肩書きだけど、自分のモノを整理する過程をすっごく大事にして、人生を変えてきた人。で、今度はそれを人々に分かち合おうとしている。自分のしていることをめちゃくちゃ愛している人。自分が作った整理収納に関する1枚のプリント見せながら、「これが私の人生の集大成」って言えちゃう人。自...
2016.02.23 18:53キミはココにいればいいんだよてっちゃんは、次女・カホの唯一の同級生。小さな保育園だから、ふたりは生まれたばかりの頃からいつも一緒。卒園して、てっちゃんは地域の小学校へ、カホは養護学校へ行きしばらく会っていなかったのだけど、時々カホの口からてっちゃんの名前が出てくるので、きっとカホの中にてっちゃんはいつも存在していたのだと思う。先日、居住地交流会でてっちゃんのクラスにおじゃました時のこと。1年生は、突然に来た新しいお友だちに興...
2016.02.22 18:13美しさはカタチ作るのをやめた時美しさが見えた或る人の音楽を聞いて目を閉じて泣いた後ふと、顔を上げた時に映し出された鏡に見た自分その、透明な美しさに驚く傷つけるとわかっていても正直な言葉で伝えた喫茶店の窓に映った自分の横顔その、まっすぐな美しさに驚く美しさは作っていくものではなく見つけていくものなのだ、と知る本来からもっていたそれに気づいていくものなのだ、と知る
2016.02.22 03:00最初のひとしずく気づくと、ちょっちゅうカホに聞いている。誰かからの投げかけに困ってそれを方向チェンジしてカホに投げてみたり、日々迫りくるもろもろの選択肢に単純に迷っている時だったり、失敗した自分への落ち込みや怒りに対してだったり。「ねえ、どう思う?カホ。」カホはたいがい何も言わない。にこにこしながらおやつを食べ続けている時もあるし、じっと目を見て何か言いたそうにしている時もあるし、全く関係のないように感じる言葉を...
2016.02.21 20:17情熱時々、手に負えない自分がいる生きていることの希望と絶望母の教えがすでに自分の面影として在る、と気づかされた時か、子どもを叱りとばした涙の跡にか、大根を切っている横で漂う味噌の匂いにか、或いは、何気なく聞いていたメロディーの中にか、日常のひとひら、鋭い断片にふと、生きていることへの熱を帯びた情がこみあげてたまらなくなるんだどうすることもできない心さえ為すすべはなく身体はもはや…あふれ出す出処のわから...
2016.02.20 21:27どう しようもなくどうしよう…と思う時どうにかしたい、という思いが働いている体はぎゅっと縮み、胸の鼓動は速い。どうしようもない…と思う時そこに落胆が漂っただろうかそこに悲しみが滲んだだろうかしかし力は抜け、両腕は開かれているだろう。山は 海は 空は 風は虫は 魚は 鳥は 生まれたての赤子はどうしよう…と思うだろうか。どう しようもな...
2016.02.20 20:26美しい羽消えては新しくできるアザを見る肌に残るヤケドの跡を見る今日も昨日と同じなのかな明日も今日と同じなのかなどうしてお母さん私をたたくのかなどうしてお母さん私をしばるのかなどうしてなんだろわたしが悪い子だからかなわたしがいけない子だからかなわたしをたたくお母さんのこぶしをわたしをけるお母さんのかかとをわたしをしばるお母さんの手のひらをちゃんと見てるよじっとしているねお母さんの気に入るわたしになれるように...